レトリックに関して(公開用

レトリックに関して(公開用




導き手は、ハーバード卒の異色芸人、
パトリック・ハーランです。
彼はハーバードでレトリックの教鞭を握っていました。

レトリックは対話で有り、討論では有りません。
ディベートの様に、相手を論破するのを目的としていません。
自分の主張を、「理解して貰う」のが目的です。

必然的に、対話相手の主張に真摯に耳を傾ける姿勢が最優先されます。
自分の主張を一方的にまくしたてる。
相手の主張を聞いたと思ったら、その目的は揚げ足を取る事。
そういう方は望ましく有りませんし、
そのような性格でしたら、対話には向いてません。

相手の主張に納得したなら、相手に「変えさせられた」「認めさせられた」のでは無く、
気づいた自分が、自らを変える。
この姿勢がレトリックの基本になります。



知識でマウントを取るのを禁止します。
対話に必要な情報は、皆で共有した上で対話します。
お前はこんな事も知らんのかwww
みたいなのは禁止です。

知識や経験がある方はそれを伝えた上で、
老若男女問わず、対等な立場で話しましょう。



しつこいようですが、大切な事。
有利になるデータをたくさん用意した方が勝つ
と揶揄されるディベートとは違います。
全ての情報を共有した上で話し合う。

自分の価値観や判断基準、具体例を交えても構いません。
お互いの思った事感じた事を、少しでもわかり合おうとする試みです。
他の対話者の意見には耳を貸さずに自分の意見だけを話し続け、
自分の意見が如何に正しいかを「わからせる」のとは違います。
歩み寄りの可能性への挑戦と言っても良いと思います。

最後に

僕は専門機関でレトリックを学んだわけでは有りません。
知ったのはラジオ、補足としてTV。そして本から情報を得て真似事をしている次第です。
過去にレトリックを学んだ方とも話をしましたが、
パっくんが語っていた内容とは少し違った印象を受けています。
なので、本格的なレトリックの場として不十分かもしれません。

あらかじめご理解ください。

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