故人サイト調査人×手帳類収集家トーク
Video will not be published (Available Period: until 4/8/2022 (Fri) 23:59 JST)
「ネットに残された故人の声と正しく向き合うには、投稿された時代のネットの空気と現在まで残っている背景を知る必要がある」――東洋経済オンラインの人気連載「ネットで故人の声を聴け(※)」がついに書籍化! それを記念して、4000件の故人サイトを継続調査している筆者・古田雄介が、インターネット黎明期から現在までの“故人サイト”の残り方を解説します。
インターネットが世の中に普及しておよそ30年経ちますが、その間に日本人の死との向き合い方や個人が情報発信できる環境は大きく変化しました。その背景が掴めたら、書籍もより一層楽しめるはず!
さらに後半は、大勢の人の日記帳やスケジュール帳などを集めて研究している「手帳類収集家」の志良堂正史氏を招いて、サイトと手帳類に残された言葉の違いと共通項について語り合います。基本的に手帳類は自分以外の読者を想定していませんが、インターネットには不特定多数の人にアクセスされることを前提にした声が多く残されています。そこにはどんな違いがあるのでしょうか?
2時間を使ってとことんニッチに、とことん深く、このテーマを掘り下げていきます。
ぜひお越しください!
※参照リンク 連載・ネットで故人の声を聴け
toyokeizai
書籍・ネットで故人の声を聴け
www.
【出演】
●古田雄介(ふるたゆうすけ)
フリーランスのライター/ジャーナリスト。2010年から故人のサイトの継続調査を始め、デジタル遺品の取材も行っている。他の著書に『故人サイト』(社会評論社)、『デジタル遺品の探しかた・しまいかた、残しかた+隠しかた』(日本加除出版/伊勢田篤史氏との共著)、『スマホの中身も「遺品」です』(中公新書ラクレ)など。
公式サイト…www.
●志良堂正史(しらどうまさふみ)
コミュニケーション系ゲームプログラマーであり、手帳類収集家。2014年に他者の手帳を読み込む魅力を知り、在野で手帳類の収集と研究を始める。手帳類に関する論文を様々な媒体に寄稿する傍らで、東京・参宮橋にあるアートギャラリー「Picaresque」に「手帳類図書室」を常設している。現在も手帳類の寄贈を受け付けている。
手帳類図書室…techorui.