ホストの君へ_。

ホストの君へ_。

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-ないこsight-
今日もまた俺にお客さんが来た。
俺はまだ入ったばかりだ。
だから俺にはホストに初めてくるお客さんばかり来る。
もちろん俺目当てに来てくれる人もいるけど♡
今日は ”のあ” と名乗る子が来た。
(この子にもたくさん貢いで貰えるように頑張らないと)
🪄「あの‥!」
🍣「ん?」
🍣(ちゃんとしないと!来てくれなきゃ困るからね)
🪄「私初めてで‥、よくわからないんですけど‥、」
🍣「あ〜!」
  「なるほど!大丈夫だよ」(ニコッ
🪄「何をすれば‥」
🍣「とりあえずお酒を!」
と、メニューを見せる。
🪄「うわ‥、、」
-のあsight-
ないこさんが見せてくれたメニューには確かにたくさんのお酒があった。
でもその一つ一つが高かい。
だいたい一杯二万円もする。
ここにいる人はこんな高いお酒を毎日買ってるの‥?
🍣「どうしたの?」
🪄「いや、どれにしよっかなって、、」
これは買わなければならないのだろうか。
しばらく沈黙が続く。
🍣「俺これが飲みたいなぁ~」
と、ないこさんが指したのは一杯六万円する物だった。
🪄「え、こ、、れ、?」
動揺が隠せない。
🍣「うん!」(ニコッ
困っている私にないこさんが見せる物は笑顔だけだ。
🪄「えっと、これは‥、」
さすがにこれはと思ったが‥、
🍣「だめ、?」
隣にはほしそうにねだるないこさんがいた。
高すぎて私が買うべき物じゃないのは分かっていた。
のに、

”買ってしまった”

🍣「やったぁ!ありがと♡」
🪄「うん、!」(ニコッ

-ないこsight-
やった!
さすがに六万円は無理だと思った。
けど、まんまと引っかかった。
これでまた貢いでもらった♡

🪄「ないこさん‥?」
六万円のお酒を震える手で持ちながら訪ねてきた。
🍣「ん?」
🪄「ないこさんは何故この仕事を?」

そんなのもちろんお金がほしいから♡
こんな簡単に稼げる仕事はないからね
大体笑って頼めば稼げるもん♡
とは言わず、
🍣「う~んとね、実は親が病気にかかってて、それを治すため‥にね‥、」
と、暗い雰囲気を作る。
🪄「そうなんだ、なんかごめんなさい、」
🍣「ううん!大丈夫!」

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