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日時:2022年6月25日(土)19:30〜21:30
開催方式:zoom(リアルタイム参加)/ツイキャス(アーカイブ視聴)*店内参加はありません
参加費:2000円
登壇者
訳者・高橋璃子さん
担当編集・渡辺真実子さん
本屋lighthouse・関口
*スペシャルゲスト→小説家・若竹千佐子さんも参加予定!!
高橋さんが以前翻訳した『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』からの繋がりもある本書から、フェミニズムはもちろん社会や政治についても皆で話しましょう。7月にある国政選挙に向けて、という意味合いももちろんあり。
タブー視されやすい「社会主義」ですが、実はフェミニズムの観点から見ると結果を残していたりします(当時の政府がその仕組みを採用した「目的」は批判すべきもののことが多いのですが)。ならば社会主義下での仕組みがいかにフェミニズムに貢献していたかを知ることで、それを換骨奪胎的に応用できるのではないか。資本主義を自明視し、かつ「よいもの」として捉えることに慣れきってしまっていることが私たちの生きづらさを生んでいるのだとしたら、かつて実在した社会主義国家での歴史を知ることが、それを打破する1歩になるはずです。私たちには「いまとは違う世界」があるはずだし、それはすでに「過去にあった」のだから。
そして「いまとは違う世界」を手に入れるためにも、私たちは日々、社会=政治を意識した生活をしなくてはなりません。しかしそれはどうも堅苦しいことだったり、距離感の遠いものとして捉えられがちです。そんななかで本書が切り口のひとつとして取り上げるのがセックスであり、そのタブー感あるいはキャッチー感(という矛盾)ゆえに、私たちの意識は(時として思いもよらない形で)変革させられるかもしれません。え? セックスの良し悪しにも政治が絡んでるの? マジ? そんなラフさも大歓迎。もちろん、書かれているのはセックスの話だけではないけども(つまりセックスに関心がないあなたにも大きな意味があるのです)。
最後に本書より印象的な部分を引用します。
【バーナード・ショーは1928年、女性の立場について次のように書いています。
「資本主義システムにおいて、女性は男性よりも悪い立場に置かれる。なぜなら、資本主義は男性を奴隷にし、男性を通じて女性に金を払うことで、女性を男性の奴隷にするからだ。つまり女性は奴隷の奴隷なのであり、奴隷制度のもっとも底辺に位置している」】
性別や年齢を問わず、ピンときてしまった人は多いのではないでしょうか。いまあなたは「どの」奴隷ですか? 脱出するための1歩、踏み出しましょう。
〈イベントの流れなど、補足事項〉
前半1時間は主に登壇者によるトーク形式、後半1時間は参加者もまじえての読書会のようなものになるイメージです。
(読書会形式とはいえ未読でもまったく問題ありませんし、聴講のみでも大丈夫です)
zoomを利用しての開催になりますので、各自環境設定をお願いします。
(基本的には参加者は音声ミュート・ビデオオフになるように設定しますので、後半以降必要に応じてオンにしてください)
チケット購入後、イベント当日までにツイキャス上の「メッセージ機能」を利用してzoomのリンクを送ります。
もしくはチケット購入時にメッセージ機能にて送信先のメールアドレスをご記入いただければ、そちらにもリンクを送ります。
ご都合のよろしいほうをお選びくださいませ。